▶月曜日から土曜日(午前)診療を行っております。
▶皮膚科専門医/がん治療認定医による
皮膚腫瘍・色素斑の検査や手術を行います。

第124回 日本皮膚科学会総会にて口演を行いました。

2025年5月29日-6月1日に横浜で開催された、第124回 日本皮膚科学会総会にて、本邦では極めて稀な抗狂犬病免疫グロブリンによる血清病に関する口演を行いました。

(日本皮膚科学会総会は、日本皮膚科学会が毎年1回開催する、国内·外の皮膚科医が集まる学術大会であり、上位1/4程度の優秀な演題に口演が割り当てられます。)

https://jda124.jda-conv.jp/index.html

日本では、一般に狂犬病免疫グロブリンを入手することができません。(厚生労働省HPより:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou10/07.html 2025年6月1日閲覧.) 

そのため、国内で上記薬剤が原因となる血清病の診察経験のある医師はかなり少ないことが予想されます。

すべての疾患に共通することですが「知っていれば可能性を考慮できるが、知らなければ診断はできない」ため、特に疾患の種類が多い皮膚科領域(3000種類以上ともいわれます)では、多くの知識と経験が必要とされます。

本発表後にもっとも多くいただいた質問が、「なぜ、その病気を疑って診断できたのか」でしたが、答えは「その疾患を知っていたから」です。

地域医療の担い手として、日々十分な知識を蓄え、高いレベルでの診断·治療の提供を目指しております。

皮膚や爪、毛髪でお悩みの症状がございましたら、当院へご相談ください。

当院では、外来で対応可能なあらゆる皮膚疾患に対応しております。

ダーモスコピー(皮膚科医が用いる拡大鏡)、エコー(超音波診断装置)、採血、皮膚生検(病変部を一部切除し、顕微鏡検査で病理を確認する。確定診断に最も有用)等の検査を用いた正確な診断、内服(飲み薬)、外用(塗り薬)だけでなく、手術、レーザー治療、光線療法、分子標的薬、様々な処置(局所注射や穿刺、縫合、液体窒素、削り、巻き爪矯正 等)を組み合わせた、最善の治療の提供に努めております。

皮膚に生じたお悩み事がありましたら、お気軽にご相談ください。

早川道太郎 (皮膚科専門医 がん治療認定医)