▶月曜日から土曜日(午前)診療を行っております。
▶皮膚科専門医/がん治療認定医による
皮膚腫瘍・色素斑の検査や手術を行います。

論文掲載のお知らせ

皮膚科の臨床 67巻12号 (2025年11月発行)の爪診療アップデート特集に、共著者として執筆した「Cronkhite-
Canada 症候群の炎症性変化を伴った難治性爪甲病変に対しステロイド密閉療法が奏効した1 例」が掲載されました。

https://webview.isho.jp/journal/detail/abs/10.18888/hi.0000005467

本症例では、全身性疾患であるCronkhite-Canada症候群に伴って生じた爪病変の病態の主体が、爪床上皮の炎症性変化である可能性を考え、外用薬の塗布部位や使用方法を工夫する(ステロイド密閉療法)ことで症状の改善が得られたことを報告いたしました。爪病変に対しても、病態を正確に評価し、治療方法を適切に選択することの重要性を示す症例です。

爪も皮膚と同様に、炎症性疾患、感染症、色素性病変、腫瘍、物理的刺激や外傷など、多様な病態を呈します。当院にも、「爪の形や色が変わった」「表面がざらざらする」「押すと痛い」といった症状を主訴に受診される方が多くいらっしゃいます。

診察の結果、爪白癬(いわゆるみずむし)や巻き爪・陥入爪、外傷による爪下出血といった比較的よくみられる疾患に加え、爪乾癬、扁平苔癬、爪部の色素性病変(ほくろ)、感染性の爪囲炎などと診断されることも少なくありません。爪疾患の治療では、個々の病態を想起し、適切な箇所に適切なアプローチ(外用療法、外科的治療、光線療法など)を行うことが重要です。


「爪だけの問題だから」「そのうち治るかもしれない」と放置されがちですが、爪の変化は、皮膚疾患や全身状態を
反映している場合もあります。
気になる変化があれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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当院では、外来で対応可能なあらゆる皮膚疾患に対応しております。

ダーモスコピー(皮膚科医が用いる拡大鏡)、エコー(超音波診断装置)、採血、皮膚生検(病変部を一部切除し、顕微鏡検査で病理を確認する。確定診断に最も有用)等の検査を用いた正確な診断、内服(飲み薬)、外用(塗り薬)だけでなく、手術、レーザー治療、光線療法、分子標的薬、様々な処置(局所注射や穿刺、縫合、液体窒素、削り、巻き爪矯正 等)を組み合わせた、最善の治療の提供に努めております。

皮膚に生じたお悩み事がありましたら、お気軽にご相談ください。

早川道太郎 (皮膚科専門医 がん治療認定医)

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