以前は、性病といえば梅毒、淋病、軟性下疳、鼠径リンパ肉芽腫(そけいりんぱにくげしゅ)の4疾患をさしていましたが、現在では、性行為を介して感染する疾患全般をSTD(Sexual Transmitted Disease 性感染症としています。
広義での主なSTDは以下のものです。
- 虫(毛じらみ症、疥癬)
- 梅毒(ブログ皮膚科医通信でも「梅毒」を取り上げています。合わせてお読みください。)
- 淋疾
- 軟性下疳
- クラミジア
- トリコモナス
- カンジダ
- ウイルス(伝染性軟属腫、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ(HPV6型)、肝炎、AIDS,ATL、サイトメガロウイルス、)
皮フ科早川クリニック院長は性感染症学会の認定医です。
また、個室の待合室もご利用いただけます。事前にご相談ください。
毛じらみ症
疥癬 かいせん
かいせん虫(ヒゼンダニ)が皮膚の角層下に寄生し繁殖することによる皮膚病で、夜間に強い痒みを訴えるといった症状があります。近年、海外への渡航が増えると共に、再び流行の兆しがあります。
特に、性風俗系などで多くみられることから、STD(性感染症)の一つと捉えられるようになってきました。
詳しい解説、治療法などを別ページにまとめてあります。あわせて御覧ください。>疥癬のページへ