この項目は書きかけです。後日、補足を致します。
虫刺症(虫さされ)は、咬まれたり、刺されることで腫れやかゆみ、痛みを引き起こす症状です。
虫さされを起こす代表的な虫
虫刺症は虫が活動的になる夏に多く、あぶ、蚊、毒蛾、のみ、ぶよ等が、最も一般的なものです。
いずれも、刺された時点で気づくこともありますが、一般的には気付き難く、少し時間が経ってから強い痒みを伴う、腫れるといった特徴がみられます。
受診時、患者様は、「いつ、どこで、どの虫に」刺されたのか自覚がない事も多く、逆に尋ねられる場合があります。
皮膚科専門医が刺された体幹の部位、患部の様子を見れば、おおよその見当はつきます。
もし、その場で刺した虫を退治できれば、その際、携帯電話でもけっこうですので、写真を数枚撮っておかれると判断が確実になります。
虫さされの代表的な症状
写真左がノミに、右はブヨによると思われる症状です。

症例:虫刺症(虫さされ)
虫さされの予防
アウトドアでは、できるかぎり、長袖、長ズボンの着用をお薦めします。
虫除け等をお使いになる方も多くいらっしゃると思いますが、最近では、ハーブなどを原料にした天然由来の製品もありますので、賢くチョイスしてお使いになるとよいでしょう。
虫さされの際の対処法
虫刺症は、痒さに我慢できずに、掻きむしることにより、皮膚が傷つき悪化してしまう場合があります。
掻きむしることで、その後、皮膚の黒ずみの原因となる可能性があります。
痒みがひどい場合は、患部を濡れた冷たいタオルなどで冷却するなどの応急処置をして、できるだけ早めに、皮膚科専門医にご相談ください。