足裏のホクロ

足の裏のホクロ

症例:足裏の色素斑(乳児)

ダーモスコピーという皮膚を観察する特殊な拡大鏡ででほくろの良し悪しを判断します。
殆どの場合、良性のことが多いですが、稀に悪性のものをみることがあります。

生まれつきあるものは、比較的大きくても悪性の可能性は低いですが、最近大きくなってきたり、気になるホクロに気付いた時は、皮膚科専門医に相談することをお薦めします。

悪性のほくろメラノーマは、日本人では足裏に発症することが多いようです。
ダーモスコピーを使うことにより、切除せずに、良性、悪性の鑑別診断が概ねできます。
悪性が疑われる場合、速やかに、専門的医療機関に紹介します。

なお、東京都皮膚科医会では、「皮膚の日」(11月12日前後の日曜日)に「足の裏のほくろ」の無料検診を毎年行っています。ご希望の方は、受付までお問い合わせ下さい。